
ワインアドヴォケイト93点
◆シャトー・ラグランジュ 2021
メドック格付け3級。1983年にサントリーが経営権取得。ブドウ畑の抜本的な再興と醸造設備の近代化を行いました。 社長兼ワインメーカーのマティウ ボルドのもと、偉大なテロワールのポテンシャルを最大限に引き出すワイン造りを徹底的に追求。また、自然との調和を重んじ、環境負荷の少ないグランヴァン生産に取組んでいます。
実際、近年のラグランジュは、ヴィンテージによる浮き沈みが少なく、バランスの取れた、慎ましくも内に力を秘めたワインという印象で、常にその年の作柄をポジティヴに表現したような出来栄えで、その年の指標となるシャトーとなっていると思います。
◆テイスティング・コメント
カベルネ ソーヴィニョン比率が過去最高となり、エレガントなブラックベリーとタンニンを感じさせる力強い味わいで、長期熟成能力も備えたワイン。偉大なサン・ジュリアン村のテロワールが存分に表現されたワインです。
◆品種
カベルネ・ソーヴィニヨン 84%、メルロ 14%、プティ・ヴェルド 2%
・原産国…フランス・ボルドー
・タイプ…赤・フルボディ
・容量…750ml