◆蔵元コメント
<コンセプト>
孝の司の酒造りは「神水(かんずい)を、醸す」をテーマに、地名である神水という場所の土着性の深掘り、そこで湧き出る超軟水 神水を活かすことを大切にしている。ミネラル不足である神水を醸造技術で補うと共にここ数年探っていたのが、米から欠点を補えないかという視点。低精白を採用し、米の表面にミネラルを残すことを考えた。
しかしながら、同時にタンパクも残ってしまうため、神水の綺麗な水の如く雑味の無いお酒を造ることが難しくなり、自分たちが目指す味わいと相反してしまう。そこで自社栽培米に関しては、収量を無視し、基肥をできる限り減らし、土壌の窒素分を減らし、より粗タンパクの低い酒米(夢山水)を目指し始めた。
2021年より自社栽培を開始し、昨年一つの方向性が見えたため195周年を記念して「孝の司 195年目の決意」をリリース。「孝の司 土を喰む」は、昨年より自社栽培米使用比率を上げて100%になっている。僕らは、酒造りにおいても農業においても全ての起点はこの土地、気候、風土、営みが生み出す神水である。
<商品設計>
超軟水のミネラル不足を補うため、お米の表面にミネラルが残る低精白米を使用(精米歩合80%)、低精白米は雑味に繋がるタンパクも残ってしまうため、自社田の肥料を調節することでとても低タンパク米の栽培を目指している。
低タンパク低精白であれば、ミネラルを残しつつ雑味のないお酒ができると考えている。
もちろん他商品と比較にならない程手間をかけ、低温でもろみ経過を取り、低精白ながらも非常にキレイでクリアかつ、適度な米の旨味ものったお酒に仕上げた(香りは4MMP)。
◆ましだやコメント
このお酒は極めて口当たりが良いです。かつて無いほど自然で、柔らかい口当たり。これは特筆すべき特徴と言えます。上記にもある通り4mmp系の果実様の吟醸香が程よく感じられ、豊かな旨味もハッキリとしており、飲み手がどう楽しめばいいか明瞭なお酒です。飲み心地は軽快そのもので、キレも鮮やか。冷酒よりも常温で飲んでほしい味わいです。
原材料…米(国産)・米こうじ(国産米)
原料米…自社米夢山水100%(農薬化学肥料不使用)
精米歩合…80%
日本酒度…-
酸度…1.4
アミノ酸度…0.6
使用酵母…-
アルコール度数…14%










